30代サラーリマンの投資生活の記録

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イギリスと日本の政策金利の比較と2008年からの為替チャートについて

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30代サラーリマンのさく (@toushiriiman) / Twitterです。

 

イギリス日本の政策金利の比較と2008年からの為替チャートです

 

ポンドの為替チャート

ポンド/円の2008年からの為替チャート

 

イギリス日本の政策金利

イギリスと日本の政策金利の比較

出典

 

メモ

  • 2007年秋以降米国でサブプライムローン問題が深刻化すると、一転してポンド安が進む
  • 2008年9月リーマンショックが起きると英国では金融業が経済の中で重要な地位を占めていたことからポンド売りが強まった
  • 2009年初めには1ポンド=120円割れまで急落
  • 英国の経済回復は早く、アベノミクスによる円安と相まり2015年半ばには1ポンド=195円超へポンド高が進行
  • 2015年後半からは、英国のEUからの離脱の是非を問う国民投票の実施に伴って、不透明感と離脱による悪影響の懸念が高まったことからポンド安となる
  • 2016年6月EUからの離脱が決定する。直後には一段とポンド売りが強まり、1ポンド=120円台前半までポンド安が進む
  • 売りが一巡したあとは反発して1ポンド=140円台から150円台の取引となる
  • 英国の合意なきEU離脱の懸念や、ユーロ圏の景気への不安などを受けて英ポンドは2019年半ばに再び1ポンド=120円台まで下落
  • 2020年3月新型コロナウイルス感染拡大し、コロナ禍による景気後退の懸念でポンド売りが強まる場面もあったが、英国がいち早くコロナとの共存を選択したことからポンド / 円相場は上昇
  • 2022年2月ロシアによるウクライナへの侵攻が始まる。直接的な影響は限定的とされたこと、エネルギー価格の急上昇は北海油田を持つ英国は産油国の一角を占めることなどから好材料となりポンドは堅調に推移し1ポンド=168円台まで上昇
  • 政治的な混乱で、ポンド円は一時150円割れまで急落するも、混乱が収束するとは全般的な円安と相まって2022年10月末には1ポンド=172円台まで上昇
  • BOEによる利上げが続いていることもあって2023年5月には170円台まで上昇

 

参考サイト

出典

 

イギリスポンドについてのメモ

 

  1. 為替市場における英ポンドの取引高は、米ドル、ユーロ、円に次いで第4位と流動性が高く、取引に対する規制もない
  2. 歴史的に金利が高い傾向がある
  3. 英ポンドはユーロと似たような値動きをする傾向があるが、ユーロに比べると変動幅が大きくなりやすいのが特徴
  4. 地政学的、経済的、歴史的に結びつきが強いユーロとの連動性が強い
  5. 英国の名目GDPは世界第6位、欧州ではドイツに次ぐ第2位の経済大国

 

英ポンドの変動幅はユーロや米ドルに比べて大きく、リスクを取って、より大きな為替差益を狙いやすい

 

参考サイト